夫・誠司の命を救うため腎臓を捧げた小夜は、その代償として末期の膵臓がんに蝕まれ、余命一ヶ月を宣告される。だが、誠司は妊娠した愛人を優先し、彼女が小夜の母の形見を引き裂くのを黙認した挙句、無情にも家から追い出す。孤独のなか小夜が息を引き取った後、誠司はかつての移